ジャガイモに適した用土
ジャガイモ栽培には、用土がとても大切です。
ジャガイモは土の中に種イモを植え付け、そこから芽が出て生長します。
収穫目的のイモは土中にできるので、土の良し悪しによって、イモの出来がかなり違ってくるものです。
具体的な土の作り方や混合の割合など、ご紹介します。
■ ジャガイモに適した用土とは?
ジャガイモを育てるのに適している用土には、重要な3つの条件があります。植え付け前にチェックしてみましょう。
1.水はけが良い
ジャガイモはアンデスの雨の少ない地方が原産のため、乾燥に強い性質があります。水はけが悪いと種イモが腐る原因になるため、調整が必要です。
2.水もちが良い
適度な保水力も必要です。朝に水を与えて翌日まで湿り気を維持できる程度のバランスを目指します。
3.弱酸性(pH5.0~6.0)
ここが重要です!pH5.0以下の強酸性では育ちが悪く、逆にpH6.0以上のアルカリ寄りになると病気(そうか病など)にかかりやすくなります。
■ 地植えの場合の土作り
地植えでは、30cmほど深く掘って耕すことから始めます。以下の目安で調整してください。
| 資材名 | 1㎡あたりの目安 |
|---|---|
| 堆肥 | 500g |
| 苦土石灰 | 50g(酸度が強ければ100g、弱ければ不要) |
| 化成肥料(元肥) | 100g~150g(※植え付け時に直接まく) |
※元肥としての化成肥料は、土全体には混ぜません。種イモを並べて土を軽くかぶせた後、その上にまいてからさらに土をかぶせるのがポイントです。
*用土がジャガイモの質を決めると言っても過言ではありません
■ プランター栽培の場合
・用土を自作する場合
「赤玉土 7:腐葉土 3」の割合で混ぜ、元肥は規定量の半分くらいで混ぜ込みます。
・市販の培養土を使う場合
野菜用の培養土で十分育ちますが、最近は「袋のまま育てられるジャガイモ専用土」も便利でおすすめです。
ただし、使う前に鉢に入れて「通水テスト」をしてみてください。もし水はけが悪ければ、赤玉土やパーライトを混ぜて調整しましょう。
【重要】連作障害に注意
ジャガイモには連作障害があります。以前にジャガイモを育てたことのある古い土は、病気のリスクが高まるため使わないのが無難です。
■ まとめ
ジャガイモ栽培の成功は「土作り」で8割決まります。
- 水はけと水もちのバランス
- pH5.0〜6.0の弱酸性をキープ
- 元肥の与え方の工夫
これらを守って、大きなジャガイモをたくさん収穫しましょう!