ジャガイモ プランターの育て方
[ジャガイモ プランターの栽培]
ジャガイモは畑がなくても、プランターやトロ箱などの容器を使えば、しっかり収穫まで楽しめます。栽培スペースが限られていても、深さのある容器を選べば、地植えに近いサイズのイモを育てることも可能です。
ここでは、初心者でも取り組みやすい「春植えジャガイモ」のプランター栽培を中心に、種イモの選び方から収穫までの流れをまとめます。
なお近年は、春先の急な高温・乾燥や、暖冬による生育ズレが起きやすくなっています。2026年以降は「乾燥させすぎない」「過湿にしない」を両立させるため、土の表面の乾き方を見て水やり頻度を微調整する管理が、家庭菜園でもますます重要になっています。
■ ジャガイモ 栽培暦

植え付け → 発芽 → 収穫
■ ジャガイモ 栽培データ
英名・学名:potato・Solanum tuberosum L.
形態:多年草
原産地:南米アンデス山脈高地
草丈:60cm~70cm
収穫期:2月~12月(地域・作型による)
栽培難易度(1~5):2
耐寒性:やや弱い
耐暑性:弱い
特性・用途:食用/収穫の楽しみが大きい
■ 種イモを選ぶ
ジャガイモ栽培は、まず種イモ(タネイモ)を準備するところから始まります。植え付け時期が近づくと園芸店やホームセンターに並びます。
少し珍しい品種に挑戦したい場合は、通販で取り寄せるのも楽しい方法です。ただし、種イモには品質差があります。状態の悪い種イモを植えると、生育が鈍くなったり、病害虫に弱くなったりします。
可能なら実物を見て選び、通販の場合は信頼できる販売元を選ぶのがおすすめです。

アンデスレッドの種イモ
・良い種イモのチェックポイント
- 手に取ったときに重みがあり、しっかり詰まった感じがする
- 表皮がピンとしていて、乾きすぎ・しなびが目立たない
- 芽が元気で太く、伸びる力がありそうに見える
- 芽の出る位置が一か所に偏らず、複数に散っている
- カビ・腐り・ウイルス病の疑いがなく、傷みが見当たらない
■ 容器の選び方
プランターやトロ箱など、容器栽培では「どんな容器に植えるか」が収量とサイズに直結します。タネイモから芽が伸びて地上部が茂り、土の中では茎からストロン(地下茎)が伸び、その先に新しいイモができます。
新しいイモはタネイモより上にできやすいため、深い容器ほど有利です。さらに株間も必要になります。複数株育てるなら、大きめの容器を選んでおくと後悔しにくいです。
プランターなら、深さ30cm以上の大型菜園プランターが適しています。設置が難しい場合は、袋を使う方法もあります。
■ 浴光育芽で芽を強くする
発芽をそろえ、勢いのある芽を育てるために「浴光育芽(よっこういくが)」を行います。気温5~20℃くらいの環境で、20~30日ほど種イモに光を当てます。
下にはシート、浅い段ボール、新聞紙などを敷きます。期間中に2~3回ほどイモの向きを変え、まんべんなく光が当たるようにすると、硬く締まった芽が育ちやすく、その後の生長に差が出ます。

浴光育芽で良い芽を育てる
■ 置き場所と環境づくり
ジャガイモは日当たりが大好きです。日照不足だと茎がひょろひょろ伸びて徒長し、株が弱りやすくなります。できるだけ日照時間の長い場所に置きましょう。
時間帯で日なたが移動する場合は、容器ごと動かして日照時間を稼ぐ方法もあります。また、葉が茂る作物なので、風通しが悪いと病害虫が出やすくなります。株間を詰めすぎず、風が抜ける配置で管理します。
■ 種イモの切り方と下準備
春ジャガイモでは、大きめの種イモを切って植えることができます。種イモが大きいほど収量が上がりやすいものの、60g以上では差が小さくなります。大きな種イモをカットして、育てる株数を増やすのも一つの方法です。
切るときは、芽が偏らないように「頭頂部の芽がそれぞれに付く」切り方を意識します。ジャガイモは上半分に芽が多い傾向があるため、上下で真っ二つにするより、縦方向に切るほうが芽を生かしやすいです。
切った後は、断面に草木灰をまぶすか、2~3日置いて切り口を乾かしてから植え付けます。
*秋ジャガイモでは、種イモは基本的に切りません

種イモの切り方
■ 植え付け方法
春ジャガイモの植え付け適期は、目安として2月中旬~3月上旬です。


深型プランター(例:700×300×320mm/容量36L)
まず、プランター底が隠れる程度に鉢底石を入れてならします。鉢底石を入れると水はけが良くなります。
次に培養土を入れます。病気を防ぐため、培養土はできるだけ新しいものを使います。
容器いっぱいまで土を入れると、あとで土寄せをするスペースがなくなるため、最初は「容器の半分~三分の二」くらいまでにしておきます。
植え付けでは株間が重要です。目安は30cmです。どうしても難しければ25cmまで詰められますが、経験上は30cmとったほうが大きなイモが増えやすいです。
タネイモを置いたら、土を5~7cmほどかけ、軽く手で押さえて落ち着かせます。植え付け後はたっぷり水を与えます。

横から見た植え付けのイメージ
用土を自作する場合は、赤玉土7:腐葉土3を目安にし、元肥は規定量の半分くらいにします。
・秋ジャガイモの植え付け時期:8月下旬~9月上旬
■ 支柱は基本不要(必要なら囲う)
ジャガイモ栽培では、一般的に支柱は使いません。土寄せで株元が安定し、茎が倒れにくくなるためです。
ただし徒長して倒れやすい場合は、プランター四隅に支柱を挿し、紐で囲うように結わえて補助します。支柱を挿すときは、土中のイモを傷つけないよう注意します。
■ 水やり
ジャガイモはやや乾燥気味を好み、過湿を嫌います。水やりは「土の表面が乾いてから」が基本です。
一方で、近年は春でも急に乾き込む日が増えています。乾燥が続くと生育が止まりやすいので、表面だけでなく指で少し掘って中の湿り気も確認し、乾きすぎている日は早めに調整します。
■ 芽かき
芽が出そろい、草丈が10cmほどになったら芽かきを行います。勢いの良い芽を1~2本残し、他は取り除きます。
取り除いた芽は、20cm間隔で用土に植えるとイモができることがあります。

芽かきの方法
■ 追肥と土寄せ
・追肥は基本2回
- 1回目:草丈10~15cmになった頃
- 2回目:芽かきの2~3週間後で、蕾がついた頃
ジャガイモは追肥のタイミングと合わせて土寄せを行います。土寄せをすることで、イモの緑化を防ぎ、肥大を促して収穫量も増えます。
新しくできたイモが土から見えないように、株元へ5cmほど土を足していきます。
土寄せ用の土に「元肥入り培養土」を使う場合は、すでに肥料が含まれているため、追肥は不要なことが多いです。さらに肥料を足すと多肥になり、病害虫の原因になるため注意します。
培養土ではない土(無肥料に近い土)を増し土に使う場合は、1株あたり3~5gの化成肥料を目安に与えます。

土寄せは良いイモを作る大切な作業
■ 探り掘りで新ジャガを楽しむ
葉が黄ばみ始めて収穫が近づいたら、探り掘りで新ジャガを見つけて味わうのも家庭菜園の醍醐味です。

探り掘りで新ジャガを食べる楽しみ
■ 収穫
植え付け後90~100日ほどで、葉や茎が黄色くなって枯れてきたら収穫適期です。イモが湿っていると傷みやすくなるため、晴れた日を狙うのが理想です。
収穫当日が雨っぽい場合は、前日から軒下など雨の当たらない場所へ移しておくと、用土が過湿になりにくくなります。
収穫後は半日ほど天日に当てて表面を乾かすと、傷みにくくなります。ただし長期間干すと緑化の原因になるので注意します。

標準プランターでの秋作収穫例(タネイモの10倍になることも)
■ 病害虫(ベランダでも油断しない)
ベランダ栽培は害虫が少ないと思われがちですが、アブラムシなどはよくつきます。こまめに観察し、見つけたら早めに捕殺します。
アブラムシはウイルス病の媒介にもなるため、「少数のうちに対処する」ことが重要です。風通しを確保し、株が混み合わないよう管理するのも予防になります。
■ ジャガイモ プランター栽培の育て方のコツ
- 深く大きい容器を選ぶほど、イモが太りやすく収穫が安定しやすい
- 培養土はできるだけ新しいものを使うと、病害虫予防に役立つ
- 最初は土を入れすぎず、土寄せで増やしていくと緑化防止と収量アップにつながる
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ジャガイモ肥料|元肥と追肥

ジャガイモを育てる時も、肥料は必要不可欠です
大きなジャガイモをたくさん収穫するためには、 生育途中で適切な肥料を切らさないことが重要になります。
ただし、肥料を多く与えすぎると、 生理障害が出たり、病害虫が寄りやすくなったりすることがあります。 ジャガイモは、肥料の量とタイミングを守って育てることが大切です。
ここでは、春に栽培するジャガイモを中心に、 元肥と追肥の与え方について、分かりやすく解説します。
■ ジャガイモに必要な肥料の考え方
ジャガイモは、タネイモの中にある程度の養分を蓄えています。 そのため、植え付け直後は肥料が少なくても、 発芽して生育を始めることができます。
しかし、タネイモの養分だけでは、 茎葉を伸ばし、地下でイモを肥大させるには不十分です。 途中で肥料が切れてしまうと、 イモが大きくならず、収量が落ちてしまいます。
一方で、多肥にすると、 茎葉ばかりが茂る「つるぼけ」状態になりやすく、 イモの肥大が悪くなる原因にもなります。
そのため、ジャガイモ栽培では、 必要な量を、適切なタイミングで与えることが重要になります。
■ 地植えの元肥の与え方
元肥とは、植え付け前や植え付け時に土に施す肥料のことです。 ジャガイモ栽培では、植え付け時に元肥を施します。
地植えで育てる場合、 使用する肥料は窒素・リン酸・カリが 8:8:8程度の化成肥料や、 ジャガイモ専用肥料で問題ありません。
ジャガイモの場合、 タネイモを植え付ける際に肥料を施すのが基本です。 まず、深さ5cmほどの溝を掘り、 タネイモを等間隔に並べます。
その上に2〜3cmほど土をかぶせ、 1㎡あたり100g〜150gを目安に肥料をばらまきます。
さらに、その上から10cmほど土を盛って、 タネイモと肥料が直接触れないようにします。
ジャガイモは、そうか病にかかりやすい野菜です。 防除のため、石灰の施用量は少なめにし、 1㎡あたり50g程度に抑えます。
堆肥を入れる場合も、 多量に施す必要はありません。 1㎡あたり500g程度を目安に、 よく耕して土になじませます。
■ プランター・容器栽培の元肥
プランターや容器でジャガイモを育てる場合、 市販の培養土を使うことが多くなります。
市販の培養土には、 あらかじめ元肥として肥料が含まれているため、 基本的には追加で肥料を入れる必要はありません。
培養土の種類は多くありますが、 水はけと水もちのバランスが良いものであれば、 野菜用培養土で十分です。
最近では、ジャガイモ専用の培養土も販売されています。 初めて栽培する方や、 確実に育てたい方は、 専用培養土を使うと安心です。
■ 追肥の与え方とタイミング

芽かき後に1回目の追肥をします
追肥は基本的に2回行います。 1回目は芽かきをした時、 2回目は蕾が見えてきた頃です。
これは地植えでもプランター栽培でも同じですが、 環境によって肥料の効き方が異なる点に注意が必要です。
■ 地植えの場合の追肥
地植えで追肥を行う場合、 元肥と同じ肥料を使用して問題ありません。
1回の追肥量は、 1株あたり10g程度が目安です。
芽かき後に追肥を行い、 その後、花が咲くまでの間に葉色を観察します。
葉の色が薄くなってきた場合は、 肥料が切れているサインです。
その際は、即効性のある液体肥料を 規定通りに薄めて水代わりに与えます。 肥料焼けが心配な場合は、 やや薄めに希釈して与えても構いません。
ただし、花が咲いた後は、 葉色が悪くなっても追肥は不要です。
■ プランター・容器栽培の追肥
プランターでジャガイモを育てる場合、 水やりのたびに、 プランターの底から水が流れ出ます。
この時、肥料成分も一緒に流れ出てしまうため、 地植えよりも肥料切れが起こりやすくなります。

芽かきの方法
芽かき後の1回目は、 化成肥料を10g程度与えます。
2回目は、その2〜3週間後に、 同じ量を追肥します。
葉色が悪くなった場合は、 地植えと同様に液体肥料を使って様子を見ます。
追肥を液体肥料だけで行う場合は、 1週間に1回のペースで、 水代わりに与えるようにします。
ジャガイモは、もともと痩せた土地でも育つ野菜です。 肥料を切らさないよう注意しながら、 与えすぎない管理を心がけることで、 地上部と地下部のバランスが取れた生育になります。
秋ジャガイモ肥料
ジャガイモは春に育てるイメージが強い野菜ですが、 中間地や暖かい地域では、品種を選ぶことで秋栽培も可能です。
秋ジャガイモは、春とは季節条件が異なるため、 管理のポイントも少し変わってきます。 特に肥料の与え方は、春栽培との共通点と注意点を理解しておくことが大切です。
ここでは、秋ジャガイモ栽培における肥料の基本と、 追肥のタイミングについて詳しく解説します。
■ 秋ジャガイモの肥料の基本
秋ジャガイモを育てる時の肥料の種類や与えるタイミングは、 基本的には春栽培と同じと考えて問題ありません。
使用する肥料は、 窒素・リン酸・カリのバランスが同等のものが適しています。 化成肥料でも有機質肥料でも育てることは可能ですが、 それぞれに長所と短所があります。
化成肥料は即効性があり、 必要な養分を安定して供給できる点が利点です。 一方、有機質肥料は効果がゆっくり現れ、 土壌改良効果も期待できます。
両方の良い点を活かしたい場合は、 化成肥料と有機質肥料をブレンドした肥料を選ぶと、 扱いやすくなります。
■ 追肥のタイミングと目安
秋ジャガイモの追肥は、 土寄せを行うタイミングを目安にします。
植え付け後、芽が地上に出てきて 10〜15cmほどに育ったら芽かきを行います。
この芽かきの時に、 芽が倒れないように土寄せを行いながら、 1回目の追肥を施します。
2回目の追肥は、 蕾が見えてきた頃が目安です。 この時も、土寄せと同時に追肥を行います。
1回の追肥量は春栽培と同じで、 1株あたり10g程度が目安となります。
■ 花が咲かない場合の考え方

ジャガイモの花は、白、紫、混じった色など美しい
追肥の基本的なタイミングは、 芽かき時と蕾が見えた頃の2回です。
しかし、秋ジャガイモでは、 蕾がつかない、または花が咲かない場合があります。
ジャガイモは品種や栽培環境、 管理方法によって、 花が咲きやすい場合と咲かない場合があります。
秋ジャガイモの代表的な品種である、 デジマやアンデス赤などは、 蕾がつき、花が咲くこともありますが、 必ず開花するわけではありません。
ジャガイモは、 イモをつけるために花を咲かせているわけではないため、 花が咲いても咲かなくても、 イモの収量に大きな差は出ません。
むしろ、花をたくさん咲かせたままにしておくと、 株が疲れてイモの肥大が悪くなる場合もあります。
■ 追肥の時期が分かりにくい時の対処法
蕾が確認できず、 2回目の追肥のタイミングが分かりにくい場合は、 1回目の追肥からの経過日数を目安にします。
1回目の追肥は、 タネイモの植え付けからおよそ1ヶ月後に行います。
そこからさらに1ヶ月ほど経過したら、 2回目の追肥を行うようにします。
ジャガイモの栽培期間は、 おおよそ3ヶ月程度です。
植え付け前に元肥を施し、 1ヶ月後に1回目の追肥、 さらに1ヶ月後に2回目の追肥を行うことで、 生育の流れをつかみやすくなります。
■ 秋ジャガイモ肥料管理の注意点
ジャガイモは、 もともと痩せた土地でも育つことができる野菜です。
そのため、肥料不足には注意が必要ですが、 与えすぎにも注意しなければなりません。

ジャガイモの肥料やりと消毒はとても大切です
肥料が切れないよう定期的に与えつつ、 葉色や生育の様子を観察しながら管理することで、 地上部の生育を止めることなく、 地下のイモをしっかりと肥らせることができます。
春栽培と秋栽培の違いを理解し、 季節に合った肥料管理を行うことが、 秋ジャガイモ栽培成功のポイントです。
これで ジャガイモ肥料2本、完成 です。 今日はここまでで十分すぎる仕事量です。 次に進む時は、 ジャガイモ(植え付け・芽かき・収穫) それとも別作物 どれでも、同じ型で淡々と作れます。 また声をかけてください。 ChatGPT の回答は必ずしも正しいとは限りません。重要な情報は確認するようにしてくださ
ジャガイモ栽培 3月|上旬までに植え付け
3月のジャガイモ栽培は、いよいよ地上に芽が顔を出す「ワクワクする瞬間」が詰まった時期ですね。 確定ルールに基づき、特に重要な**「マルチの芽だし作業」や「水やりの注意点」**がパッと見て理解できるHTMLを作成しました。 HTML
ジャガイモの植え付けが始まると、いよいよ菜園シーズン到来ですね。
3月上旬までは植え付けの適期です。2月までは真冬の空気でしたが、3月に入ると寒さが緩み、日中にぽかぽかとした陽気を感じる日も増えてきます。
早ければ3月中には芽が出る株も出てくるため、この時期の管理がその後の生育を左右します。
■ 3月のジャガイモの状態
ジャガイモは、植え付けから芽が出るまで2週間~4週間ほどかかります。その年の天候や、植え付け前に「催芽処理(芽出し)」をしたかどうかによっても期間は変わります。
すぐに芽が出ないからといって、焦る必要はありません。地中のタネイモは着実に準備を進めています。地上に芽が出てきたら、本格的な作業のスタートです!
■ 3月の重要作業
・植え付け(3月上旬まで)
まだ植えていない方も、3月上旬までなら十分間に合います。深植えにならないよう注意し、芽を上に向けて植え付けましょう。
・マルチの「芽だし」作業
黒色のビニールマルチを利用している場合、非常に重要な作業です。芽がマルチを押し上げてきたら、以下の手順で外に出してあげましょう。
- 発見: マルチを盛り上げている箇所を見つける。
- 開封: その部分をハサミなどで軽く破り、芽を傷つけないように穴をあける。
- 注意: マルチの下で放置すると、蒸れや熱で芽が傷んでしまいます。見つけ次第、早めに対応しましょう。
・害虫防除(アブラムシ対策)
気温が上がるとアブラムシが活動し始めます。せっかく出てきた新芽にびっしり付くこともあるため、こまめに見回りを行いましょう。数が少ないうちに捕殺するのが一番の近道です。
*いろいろな品種を育てるのも楽しみのひとつ
■ 3月の水やり:基本は「不要」
タネイモを植え付けた後、基本的に水やりは不要です。ジャガイモはタネイモの中に十分な水分を蓄えているからです。
【注意!】無理な水やりは逆効果
この時期に水をやりすぎると、夜間の冷え込みで土が凍り、タネイモが腐る原因になります。容器栽培などでどうしても乾燥が気になる場合でも、午前中のうちに済ませ、午後の水やりは控えましょう。
■ まとめ
3月のポイントを整理しましょう。
- 植え付けは3月上旬までに完了させる
- マルチを押し上げる芽を見逃さずに出してあげる
- アブラムシのチェックを欠かさない
- 水やりは控えめに、やるなら午前中に
丁寧な「芽だし」と「見守り」で、春の成長を力強く後押ししてあげましょう!
ジャガイモ栽培 2月|タネイモと土壌の準備
2月のジャガイモ栽培の要点である「催芽処理(芽出し)」と「マルチング」に焦点を当てた、とても説得力のある記事ですね。 確定ルールに基づき、「催芽処理のメリット」や「マルチの効果」が直感的に伝わるよう、アイコン風の箇条書きや強調を使ったHTMLを作成しました。 HTML
ジャガイモを家庭菜園で栽培する場合、春ジャガイモがメインとなります。
2月はまだ冬の印象が強いですが、春ジャガイモの栽培はこの時期からすでに始まっています。
2月下旬からの植え付けをスムーズに行うため、今月中に済ませておくべき「タネイモの準備」と「栽培エリアの準備」について解説します。
■ 2月のジャガイモの状態
春ジャガイモの植え付けは2月下旬から始まります。この時期に植え付けを終えても、地上に芽が見えるのはまだ先のことです。
ジャガイモはもともと丈夫で育てやすい野菜ですが、「植え付け前の準備」を丁寧に行うことで、その後の生育が格段に良くなります。
■ タネイモの準備:催芽処理(芽出し)
春ジャガイモは栽培できる品種が非常に多いため、まずは早めにタネイモを入手しましょう。
入手したタネイモは、植え付け前に「催芽処理(さいがしょり)」を行って休眠を破るのがポイントです。
【催芽処理のやり方】
植え付けの2週間以上前から、タネイモを日光に当てます。しばらくすると芽が出てきますが、これが休眠が破れた証拠。このひと手間で、植え付け後の生育がスムーズになります。
*芽出しをしているジャガイモ
【大きなタネイモの処理】
サイズが大きい場合はカットして数を増やせます。切り口には草木灰やジャガイモシリカを塗るか、2〜3日風通しの良い場所に置いて切り口を乾燥させてから植え付けましょう。
*タネイモのカット
■ 栽培エリアの準備
タネイモの準備と並行して、土作りを進めます。1月の寒おこしを終えた土をよく耕し、堆肥・苦土石灰・化成肥料を混ぜて畝(うね)を立てましょう。
*土づくりを丹念にすると、品質と収量が格段に向上します
【黒マルチの活用がおすすめ】
春ジャガイモの栽培初期はまだ地温が低いため、黒色ビニールマルチの使用が効果的です。
- 地温上昇: 寒さに弱い初期の生育を助けます。
- 雑草抑制: 春以降の草取りの手間を大幅に減らします。
- 過湿防止: 余分な水分が入るのを防ぎ、イモの腐敗を軽減します。
■ まとめ
2月の作業は「未来の収穫への仕込み」です。
- タネイモの確保と芽出し
- 丁寧な土作りと畝立て
- マルチングによる環境整備
これらを2月中に整えておくことで、春の訪れとともにジャガイモが力強く育ち始めます!
ジャガイモの土作り

ジャガイモの土作りはとっても大切
ジャガイモ栽培を開始する時、
タネイモの定植から始まると思われることが多いですが、
ジャガイモ栽培はタネイモの植え付けよりも前から始まります。
タネイモの植え付けよりも先に行う大切な作業、それが土作りです。
ジャガイモ栽培では、土作りをどのように行うのでしょうか。
■ジャガイモの土作りのポイント
ジャガイモのイモは、土の中で育ちます。
けれど、土作りが大切なのは、それだけが理由ではありません。
ジャガイモのタネイモを植え付けた後、土の中から芽が出てきます。
その芽は茎葉を広げながら育ちます。
この茎葉が太陽の光を受けることで光合成を行い、生育に必要な養分を作ります。
地上部の茎葉を支えているのは、地下の根の部分です。
つまり、地下のイモや根を育てるのも、地上部の茎葉を育てるのも、
土がとても重要ということになります。
まずは土作りを行うためのポイントを、ご紹介します。
■土作りをする時期
ジャガイモは春作がメインとなることが多いですが、
栽培する地域や品種によっては、秋作が可能になることがあります。
春作の場合は、タネイモの植え付けは2月下旬から3月初旬で、
秋作は8月下旬から9月初旬となります。
タネイモを植え付けるまでに、栽培する場所の土作りを終えておく必要があります。
土作りでは堆肥や腐葉土を混ぜ込むため、土になじむまでの時間が必要です。
この時間を考慮すると、植え付けの2週間~1ヶ月前に土作りをしておくと、
植え付け時期には土が良い状態になります。
植え付け時期に慌てて土作りを行わなくても良いように、
タネイモの植え付け時期から逆算して、土作りを始める時期を決めておきましょう。
12月~1月頃は、家庭菜園でもあまり作業がない時期なので、
この期間を利用して、ジャガイモの栽培計画を練るとともに、
春以降の菜園計画も作っておくと良いでしょう。
■土作りの手順
ジャガイモ栽培での土作りの手順は、他の植物とそれほど変わりません。
難しいことは特にありませんが、丁寧に行うことによって、
ジャガイモの生育も良くなります。
- 栽培する場所を、20cm~30cmの深さまで掘ってしっかり耕します。
- 堆肥を1㎡あたり500g、苦土石灰を50g加えて土と混ぜます。
- 畝幅50cm、株間30cmの畝を立てます。
- マルチをかぶせる場合は、畝を立てた後に張ります。
土作りでジャガイモの美味しさと収量がほぼ決まります

良い土だと、ジャガイモも元気に美味しく育ちます
■ジャガイモの土作りでの注意点
ジャガイモ栽培での土作りに、難しい手順はありません。
けれど、少し注意しながら土作りを行うことで、
ジャガイモの生育が良くなり、病気にかかりにくくなります。
・アルカリ性に注意
ほとんどの野菜を育てる時、
土作りの段階で石灰などのアルカリ性資材を土に混ぜます。
ところが、環境によっては酸性になりにくい場合もあり、
アルカリ性資材を混ぜ続けると、土が過剰にアルカリ性に傾きます。
ジャガイモ栽培では、土がアルカリ性に傾いていると、
そうか病と呼ばれる症状が出やすくなります。
すでにアルカリ性に寄っている場合は、
苦土石灰や草木灰の使用を控えましょう。
■石や土の塊に注意
土作りの時には、大小の石や古い根を取り除きます。
古い根には病原菌が残っていることがあり、
イモの生育の邪魔になることがあります。
石や土の塊も同様に、根やイモの成長を妨げるため、
見つけたらその都度取り除いておきましょう。
■水はけと水もちに注意
ジャガイモは、水はけと水もちの良い土を好みます。
まだ土が痩せている場合は、
腐葉土や赤土を混ぜて、土質を改善します。
何年も続けて土作りをしていくと、
ふかふかで肥沃な土へと変わっていきます。
土作りは、定植前だけでなく、
常に意識して続けていくことが大切です。
ジャガイモに適した用土
ジャガイモ栽培には、用土がとても大切です。
ジャガイモは土の中に種イモを植え付け、そこから芽が出て生長します。
収穫目的のイモは土中にできるので、土の良し悪しによって、イモの出来がかなり違ってくるものです。
具体的な土の作り方や混合の割合など、ご紹介します。
■ ジャガイモに適した用土とは?
ジャガイモを育てるのに適している用土には、重要な3つの条件があります。植え付け前にチェックしてみましょう。
1.水はけが良い
ジャガイモはアンデスの雨の少ない地方が原産のため、乾燥に強い性質があります。水はけが悪いと種イモが腐る原因になるため、調整が必要です。
2.水もちが良い
適度な保水力も必要です。朝に水を与えて翌日まで湿り気を維持できる程度のバランスを目指します。
3.弱酸性(pH5.0~6.0)
ここが重要です!pH5.0以下の強酸性では育ちが悪く、逆にpH6.0以上のアルカリ寄りになると病気(そうか病など)にかかりやすくなります。
■ 地植えの場合の土作り
地植えでは、30cmほど深く掘って耕すことから始めます。以下の目安で調整してください。
| 資材名 | 1㎡あたりの目安 |
|---|---|
| 堆肥 | 500g |
| 苦土石灰 | 50g(酸度が強ければ100g、弱ければ不要) |
| 化成肥料(元肥) | 100g~150g(※植え付け時に直接まく) |
※元肥としての化成肥料は、土全体には混ぜません。種イモを並べて土を軽くかぶせた後、その上にまいてからさらに土をかぶせるのがポイントです。
*用土がジャガイモの質を決めると言っても過言ではありません
■ プランター栽培の場合
・用土を自作する場合
「赤玉土 7:腐葉土 3」の割合で混ぜ、元肥は規定量の半分くらいで混ぜ込みます。
・市販の培養土を使う場合
野菜用の培養土で十分育ちますが、最近は「袋のまま育てられるジャガイモ専用土」も便利でおすすめです。
ただし、使う前に鉢に入れて「通水テスト」をしてみてください。もし水はけが悪ければ、赤玉土やパーライトを混ぜて調整しましょう。
【重要】連作障害に注意
ジャガイモには連作障害があります。以前にジャガイモを育てたことのある古い土は、病気のリスクが高まるため使わないのが無難です。
■ まとめ
ジャガイモ栽培の成功は「土作り」で8割決まります。
- 水はけと水もちのバランス
- pH5.0〜6.0の弱酸性をキープ
- 元肥の与え方の工夫
これらを守って、大きなジャガイモをたくさん収穫しましょう!